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第一期目を振り返る

  • 執筆者の写真: M K
    M K
  • 6月11日
  • 読了時間: 3分

【今期の主な実績と振り返り】


2024年8月8日の法人設立から約10か月が経過し、以下の実績を積み上げてきました。


  • 売上高:500万円超

  • 法人口座開設(メガバンク等)

  • 政策金融公庫より融資獲得

  • 各種団体への加入:ソフトウェア協会、中小企業同友会、商工会議所

  • 自社HPのアクセス数:月間70件突破

  • 案件実績:受託案件2件、準委任案件3件

  • 採用活動:求人広告の掲載および面接実施(応募者100名超)

  • メディア露出:会社インタビュー記事の掲載(1件掲載済、2件調整中)

  • VCとの資金調達相談開始

  • 会社パンフレット制作・HPデザイン刷新

  • 名刺200枚が配布済み


こうした実績を踏まえると、安定的に事業運営を行っているとも言えますが、現時点で大きな手ごたえは感じていません


【課題認識と今後の方向性】

売上は着実に立てていますが、「安定収益をベースに余剰時間で種をまく」スタイルは、サラリーマン的起業と変わらず、このままでは1年後、2年後も大きな成長は見込めないと感じています。

これまで取り組んできたチャレンジは主に「エンジニアとしての挑戦」であり、「会社としての挑戦」には十分な時間やリソースを割けていません。特に体制面・資金面の脆弱さが大きな課題です。


【資金調達と外部連携の強化】


今後は以下のような形で、会社としての基盤を強化していきます。

  • VC・金融機関との関係強化: 今後の資金調達を見据え、ビジネスプランや成長戦略を明確化し、信頼関係の構築に注力します。

  • 支店登記(神奈川県内)による地域支援機関との連携強化: KSAPをはじめとした自治体や支援機関の制度を活用し、地元からの支援を取り入れていきます。


【ビジョンと成長戦略】


当社は将来的に、地球内外のあらゆる場所から、資源を探査・発掘・回収するドローンを開発する会社です。これは宇宙開発分野に直結するものであり、JAXA・NASA・ESAといった機関を顧客とする世界観を描いています。


そのための第一ステップとして、現在は家庭向け清掃ドローンの開発に注力しています。このプロジェクトを通じて、センシング、マッピング、ナビゲーションといった基盤技術を高度化し、将来的にJAXA・NASA・ESAに認められる会社へとスケールさせていきます。


この清掃ドローンは、高齢者ケアという社会課題の解決にも貢献します。アタッチメントの自動切り替えによって、室内の多様な清掃ニーズに対応しつつ、安否確認機能などを組み込むことで、見守りの役割も担う設計です。(移動ができるため、センサでは見れない場所もカバーできる) 価格帯はデイサービスの訪問相場(週1回訪問で月5,000〜10,000円)を参考に、それを下回るか同等水準のサブスクリプション型サービスとして提供予定です。

この開発を来年中には本格化させる必要があり、それに伴いVCや金融機関との調整は早急に進める必要があります遅くとも8月までに融資や投資の具体化に至る水準まで到達することが目標であり、そのためには今よりもはるかにアクションを増やしていかなければなりません。


不可能ではありません。せっかく会社を立ち上げたのですから、今、自分が課題だと感じていることに正面からぶつかっていきたいと思います。

 
 
 

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